008 ブルーウィローの皿
ブルーウィローとは、古い中国を舞台にした悲しいラブロマンスを描いた風景画を皿に描いたものだ。18世紀にイギリスの陶磁器メーカー「Minton」が製品にしたのがはじまりと言われている。絵に描かれた二人の姿(そして家来)と青い柳の木、空を舞う二人が生まれ変わった二羽の鳥が、なんともせつなくてたまらない。故人の安西水丸さんも集めていて、お互いに自慢し合った思い出が懐かしい。朝食のゆで玉子をのせると、さわやかな色合いに心がやすらぎます。
食いしん坊のクローゼット
001 三時のおやつに菊皿
002 アスティエの角皿
003 リーサ・ハッラマーのデザート皿
004 1930年代のカフェオレボウル
005 「if」のピューター皿
006 白磁の茶椀
007 木の平皿
008 ブルーウィローの皿
009 安南焼の茶碗
010 成田理俊のステンレス皿
011 サーラ・ホペアのコップ
012 仲村旨和のカッティングボード
013 レモンの木の小皿