ぎりぎり午前中にベッドを抜け出して、キッチンへと辿り着くまでの長い旅路。昨夜言い過ぎてしまったこと、言えなかったこと、いくつかの後悔、みんなの眩しさ、おのれの不甲斐なさ、そんなものたちを全て無かったことにしてくれる、祈りのオートミールを食べなければ今日無事に社会に復帰することなどできない。というほど大袈裟ではないにしても、お酒を飲んだ翌日や、旅から戻った日、乱れた生活が続いた時などには、起き抜けに白湯を飲み、決まってこのオートミールを作っている。ご飯とお味噌汁の朝食も多いけれど、なんだかんだと週に2、3回は食べているのではなかろうか。レシピと言えるほどのものはなく、時々で入れるものは変わる。大...