記事一覧
-
木村綾子 | 本と生き方下北沢、ティッシュのナポリタンそういえば、いつだったかティッシュで泣きながらナポリタンを食べたことを思い出す。ひどくショックなことがあって、3日ろくにものを食べていなかった。お店に行ったはいいけれど、なにも注文できず、カウンターに
-
木村綾子 | 本と生き方言葉と本のチカラさいごに、昨年から今年にかけて出版業の立ち上げやおいしさの扉の連載など、とても忙しかったと思います。忙しかった中でも木村さんの記憶に残っている「わたしの素」を教えて下さい。ここしばらく、おもてなし料理
-
木村綾子 | 本と生き方その笑顔に惹かれる理由この日の会の料理長は、『蝶の粉』を手掛けた出版社・ミルブックス代表の藤原康二さん。おうちにお邪魔してまず目に入ったのは、壁に貼られた「本日の御品書き」でした。でもよく見れば、一品目から五品目まで、ぜん
-
木村綾子 | 本と生き方十七音の世界この冬どれだけ食卓に登場したかわからない蒸籠蒸しにも、春の顔ぶれが混じるようになってきました。白菜は、春キャベツに。蕪は菜の花に。旬のバトンタッチがされつつあるけれど、でも、レンコンや長芋はまだ居残っ
-
木村綾子 | 本と生き方領収書の観察冒頭で綴った友だちとは、もう20年来の仲なので、今回の出来事以外にもたくさんの「おかしみ」を共有してきたのですが、お互い考察好きというか、出来事を反芻してあーだこーだと考えるのが好きなタチというか、人
-
木村綾子 | 本と生き方物語はつねに自分の外側に。朝、いつものように珈琲豆を挽いたあと、いつもより少しだけ時間をかけてドリップしてみようと思ったのは、その年はじめての雪を、窓の外に見たからでした。「いいですか。物語はつねに自分の外側にあるんです。これ
-
木村綾子 | 本と生き方あなたにとって、記憶を共有できるご飯はなんですか?本を巡るつかのまの回想を断ち切ったのは、「そろそろ食べれるよー」というまた別の友人の号令と、カセットコンロの上でまるまると形成されたたこ焼きでした。彼女たちの持つ箸が、一斉にたこ焼きめがけて伸びていき
-
木村綾子 | 本と生き方小酌事始め。毎年この時期になると、実家から柚子が届きます。煮物のアクセントにしたり、はちみつ漬けにしたり、お酒に搾ったり、いろいろ試しているものの、それでも使い切れなくて、残りは柚子風呂行きとなるのが常だったので
-
木村綾子 | 本と生き方好きなことが、そうではなくなったときに。自分を大丈夫にしてくれた「だいじょうぶ野菜」久しぶりにキッチンに立った、日曜日の昼。また本が読めるようになったからといって、それは角田さんの本だからだったのかもしれないし、停滞させてしまった仕事のしわ
-
松浦弥太郎 | 今日もていねいに。やさしさはやさしさを生む手作りタレを使った春雨サラダは、この季節のよく作る大好きな一皿。この手作りタレは卵焼きにかけて食べてもおいしく、炒めものやサラダなどにも使える万能タレ。レモンの絞り汁がおいしさの秘密。こんなにかんたん
-
松浦弥太郎 | 今日もていねいに。Kさんと『料理歳時記』栗ようかんは不思議なお菓子だ。ようかんだけど、ようかんとは違う特別なおいしさをいつも感じる。栗の素朴さなのだろうか、食べ終わったあとの余韻が口にいつまでも残り、その余韻を味わいたくて、また食べたくなる
-
松浦弥太郎 | 今日もていねいに。自分を変えてくれた朝ごはん朝ごはんのレパートリーに、台湾料理の定番である魯肉飯がある。豚バラ肉を、しょうがとにんにく、八角で炒めて、甘辛いオイスターソースといった調味料を加えて煮込んで作る、いわば煮込み豚肉のっけご飯である。煮
連載
おいしさってなんだろう?をテーマに
その人らしい"おいしさ"をもつ
筆者たちの連載をお届けしています。