著者プロフィール
1998年より、フランス在住。パリで料理学校を卒業後、フランス・パリの食を軸に活動。
パリと食事を楽しみ続ける人。
日常のおいしい喜びを、人に伝えられるようになりたいという川村明子 さんと、彼女らしさの素をつくる、パリでの生活や旅先での食事。
また一人で行こうか、どうしようかなと思っていたところへ、友人から連絡が来た。ちょうど春分の日のある週の後半にランチをしないかという誘いだった。それで提案した。「もし春分の日にゆっくり時間が取れるようだ
出合いは突然やってくる、なんて言うことがあるけれど、ここへ来てこんなにも好みのタイプに巡り合うことになろうとは、思ってもみなかった。それくらい好みだった。フランは、プリンのような存在かと思っていたのは
小麦粉で作るクレープを食べることは滅多にない。そば粉の方が好きで、家で作る時はもちろん、外で食べる場合でも、デザートは、そば粉のガレットに有塩バターと砂糖の組み合わせをリクエストする。これは、その昔、
従来の、いわゆるパリのカフェで言われることはないけれど、最近の「コーヒーショップ」と呼ばれるタイプの店では、「パソコンはご遠慮ください」と声をかけられることが少なくない。だから、店内にパソコンを開いて
12月の半ば、年末進行でいつもよりも前倒しのスケジュールがひと段落した日。無性に食べたくなった。でも、出先で、今から行ける!となったその時がすでにランチタイムのピークだったから、着く頃にはトルティージ
その週、1週間、手を変え品を変え、私は野菜のポトフを食べ続けた。全く飽きなかった。何日目かには、味噌仕立てにしよう、クリームを加えても食べたいな、カレーまでいけるかな、と思っていたのに、どれにも至らな
店に着き、店主のピエールに「私の高校時代の担任の先生なんだ」と伝えると、目を大きく見開いてリアクションした後、私の家族を迎え入れるように先生たちを席に促した。祝日の開店直後に訪れたからまだ店は静かで、
食後、ル・ドワイヤネのシェフ、ジェームスに「アキコ、マックスのこと知ってる? 話したことある?」と訊かれた。「話したことはない」と答えると「じゃあ、話したらいいよ」と言って、カフェ・セシリアのシェフ、
膨らみきった気持ちは、当日、注文に表れた。前菜2品、メイン2品にサイドディッシュ2つ、デザート3品。吟味に吟味を重ねて選んだ料理は、のっけから、初めての出合いを差し出してきた。どんな味か想像がつかなく
10月の終わりにロンドンへ行った。気づけば、2年前の10月から、もう5回目だ。ほぼ半年ごとに訪れている。何かプロジェクトでもあるように思えるが、仕事でもなんでもなくて、ただ、楽しむことが目的だ。もっと
そのパティスリー・ブーランジュリーを教えてくれたのは、近くにあるビストロのシェフだった。その店のクロック・ムッシュに使われているパン・ド・ミ(食パン)がおいしくて、取材した際に、どこの店から仕入れてい
シンプルなジャムトーストにするつもりで、冷凍していた全粒粉のパンを焼き温めた。リュバーブは、生だと表皮に赤い部分があるが、火を通すと消えていき、灰色がかった白っぽい色になったり、黄土色のようなくすん
おいしさってなんだろう?をテーマに
その人らしい"おいしさ"をもつ
筆者たちの連載をお届けしています。
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