第二十三候|紅花栄
あの人のおいしさ

第二十三候|紅花栄

第二十二候|5月26日 - 30日頃
紅花栄(べにばな さく)

紅色の染料や食用油の原料として栽培されるベニバナは、古くから人々の暮らしに親しまれてきました。日本でも『万葉集』に「末摘花(すえつむはな)」としてその名が登場します。この頃になると橙色(だいだいいろ)の花を咲かせ、日を追うごとに深い紅色へと変化していきます。一面に広がるベニバナ畑は、夏の訪れを感じさせる風景のひとつです。

季節というと四季が思い浮かべることが多いですが、季節をさらに分けた二十四節気と七十二候という暦があります。
二十四節気(にじゅうしせっき)は、1年を24に分けて季節の移ろいを表した暦。立春、夏至、秋分、冬至などがよく知られ、約15日ごとに季節の節目が設けられています。農作業や暮らしの目安として、古くから親しまれてきました。

七十二候(しちじゅうにこう)は、その二十四節気をさらに3つに分けたもので、1年を72の季節に分けて表します。「桜始開(さくらはじめてひらく)」や「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」など、草花や生き物、天候の変化を細やかに映した名前が特徴です。

季節の小さな変化に目を向けながら、自然とともに暮らしてきた人々の感覚が息づく暦。
マイページでは、季節のオイシサをたのしむヒントとして、二十四節気と七十二候についてお届けしています。

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