著者プロフィール
10代からはじめた読者 モデルのかたわら、モノゴコロついた時から生活の一部だった本に携わる仕事をはじめる。30代からの仕事は、本中心に。蔦屋書店とのパートナー契約などを経て、
多くの人が生きることと向き合ったコロナ禍、一冊の本を通じて、作者と読者が出会う場を目指すオンライン書店「コトゴトブックス」を立ち上げた。
世の中の事や人の事を想い、本と人をつないでいく木村綾子さんと、彼女らしさの素をつくる、本から影響を受けた食事。
ねっとりした干し芋を作るのにちょうどいい品種は、紅あずま。さつまいもは、買ったらすぐに調理するのではなくて、新聞紙にくるんでしばらく寝かすこと。蒸すときは、まるごと。切るのはそのあと。繊維に沿って縦に
手料理を持ち寄って、クリスマスにホームパーティーをした。仲間のひとりがタコスセットを作ってきてくれて、その華やかさに、ふたたびメキシコでの日々が煌めき立つ。そういえば旅の最後の夜もクリスマスだった。
某月某日。ある日の夕食。この日も今井真実さんのレシピで、「タコにらレモンのナンプラーごはん」を作った。今井さんの料理は、やさしい。なんか今日は元気出ないなってときや、「ごほうびごはん」にしたいけど外食
よく晴れた土曜日の朝、ノー・レーズン・サンドイッチが届いた。差出人をみると平野紗季子さんご本人からで、過日、『ショートケーキは背中から』のサイン本をコトゴトブックスのお客様用に作っていただいた、「その
「素麺は薬味を食べるもの」という金言を残してくれたのもハナコさんの偉大なる功績だ。薬味に光を当ててくれて喜んだのは私が無類の薬味好きだからでもあるけれど、この金言によって、「素麺でいっか」という思考を
土用の丑の日に鰻が届いた。送り主は弟で、「暑中御見舞」の熨斗が付いてあったけれど、発送日から考えると誕生日の祝いも兼ねてくれていたのは明らかだった。白焼きを好きなことも知ってくれていたのだろう、特上の
実家から荷物が届いたのは5月の末の頃だった。家の敷地内で採れるたけのこと、びわとゆすら梅が段ボール箱いっぱいに入っていた。季節のものは記憶を想起させる。子どもの頃住んでいた家には広い庭があって、書道教
今回風邪をひいている間じゅう、キュウリが食べたくてしかたなかった。ふだんとくべつ好きな食べ物というわけではないのだけれど、まっすぐな欲望で体がキュウリを求めているのがわかって、面白いほどだった。寝て起
あの日、彼のために買ったチョコレートがどんなだったかはとうに忘れてしまったけれど、ラッピングが出来上がるのを待っている間、一気に緊張が解けたからか急激に空腹を感じて、レジ横にあったチョコレートを思わず
そういえば、いつだったかティッシュで泣きながらナポリタンを食べたことを思い出す。ひどくショックなことがあって、3日ろくにものを食べていなかった。お店に行ったはいいけれど、なにも注文できず、カウンターに
さいごに、昨年から今年にかけて出版業の立ち上げやおいしさの扉の連載など、とても忙しかったと思います。忙しかった中でも木村さんの記憶に残っている「わたしの素」を教えて下さい。ここしばらく、おもてなし料理
この日の会の料理長は、『蝶の粉』を手掛けた出版社・ミルブックス代表の藤原康二さん。おうちにお邪魔してまず目に入ったのは、壁に貼られた「本日の御品書き」でした。でもよく見れば、一品目から五品目まで、ぜん
おいしさってなんだろう?をテーマに
その人らしい"おいしさ"をもつ
筆者たちの連載をお届けしています。
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